2009年11月14日 日常
前回先生が、よいと言って下さった次の課題
釈迦如来さんの為の材を持ってきてくださる

救世観音さんの仕上げでぐずっていたので、お尻を叩かれているか

それでも新しくきれいに切り出された檜の香りと重さがうれしいし

ちょっと難しい課題を出してくださる先生の気持ちもうれしい

重い材をありがとうございます、とお礼を言って失礼する

  

よいもの

2009年11月11日 日常
腹を立てながら、本当に思うことを言って
反応は期待できないと思っていたけれど
反応は返ってきて、それは予想できなかった手ごたえがあり
こちらもそれに応えてできることをする

欠かしたものを、丁寧に継いでみたら、きれいな金継ぎのほどこされた景色のよい器になったような時

 

ヴォイストレーニングは

I Can’t Give You Anything But Love

リズムもメロディも楽しく愛らしい曲

禁酒法時代の貧しかった時代の歌


「こんど、LIVEに来たとき飛び込みでこれ、歌ってくださいね」

と先生

それはどんなもんでしょう(ーー)

浅草のお店でならいいのかも

そういう風に誘っていただけることには、感謝




流れ

2009年11月3日 日常
仲間と内輪でフリマをする

私の売り上げは友人が係わっている植林活動に寄付

大荷物で大移動したけれど

普段あまり話せる機会の無かった人と服の好みが合ったり

彼女に似合う靴を引き取ってもらえたり

ハプニングもあったけれど、ゆっくりと和む日

課題も出てきて、また次へ

そういう風に、自然と前につながっていくものもある

預けられるものは預けてみてよい

  
 

京都~比叡

2009年11月1日 日常
朝、京都に着く

駅から北へ歩くとすぐ、東本願寺の壁と瓦が左手に見える

東本願寺は朝6時頃から入れるはず

阿弥陀様を拝み、親鸞さんを拝み

見事な天女の彫刻が贅沢に施されたでかい本堂で、背中と腕で、外から入り込む
朝の風と、薄明かりをもらう

真宗大谷派のお坊さまたちのお経は、コントラバスの静かな合奏みたいに堂内に
低く響いた

~2時間ゆっくりしてから、そのまま四条烏丸へ歩く

途中あったかいおでんにありつく

予告無く行ったので、彫刻の展示会場へ着くと、東京でお世話になっている仏師
の先生が驚いて迎えてくれ、すぐさま皆で行くのだという比叡山に誘ってくださる。

8人でタクシーに分乗して、米地蔵さんを特別公開している尊勝院さんに寄って
から、比叡山へ。

雨に降られ、通常予約なしでは食べられないはずの比叡山精進料理を
同行した方の交渉で頂けた
広い窓の外の絵のような杉林が雨の墨をかけられたような姿になっていく

比叡山には
師匠の師匠が彫った阿弥陀三尊像が納められている

霧雨の中、公開されている一部の仏さまを拝み

比叡の山と、木々と、闇を蓄えたお堂とに見入り、聴き入り帰ってくる

夜、身体の具合から、塩分の強い和食は避けたいというお一人のために、

河原町の古い洋館で開いている中華料理屋さんで火鍋をごちそうになる

先斗町で珈琲を飲み

帰ってくる

 

シーズン入り

2009年10月31日 日常
区の催しがあり
クワイアで3曲ばかり歌ってくる

多少のハプニングもメンバーみんな協力し合って、物ともせず本番へ
気持ちがやさしい面子が集まっていて恵まれている
とも言えるし、そう言ってしまえばただの幸運だけれど、
ひとりひとりのちょっとした工夫や心遣い、努力の結晶であるところがしあわせをつくっている
そうして互いにそのことに感謝している
というふうに思う

みなさん気持ちよく歌えたようでよかった

夜、打上げを途中で抜けて
京都へ

 


0時近くまで
殆ど夕飯食べられず、クワイア関連の連絡、事務処理

お惣菜でも買ってきて済まそうかとおもっていたが、もうこの時間

なのに、料理がしたくなる
トマト味だな

ナポリタン用のペーストを使い
ナスとお安くなってた赤ピーマン、傷みかけてきたぎりぎりセロリを適当に刻み
ひき肉は、豚より鶏だな

お肉を炒め、塩コショウ、お酒、しょうがを加え
野菜を加える
マッシュルームも入ったシャープな酸味のトマトペーストを加え、
最後に大葉を契り入れる

いい香り

パスタをゆで

午前の晩餐

停滞していた料理がやっとできた

おつかれさま



いいかも

2009年9月30日 日常
ここ数日のイメージは「ライスサラダ」
アスパラは絶対だなと、ヴォイストレーニングの帰りにスーパーへ

おおお
セロリも安い、きゅうりもピーマンも赤キャベツも♪

麦飯入りのライスを冷まし
セロリとピーマン、きゅうり、人参、アスパラは小さめの賽の目に
アスパラと人参は軽く湯がき
茹蛸と赤キャベツも賽の目切り

オリーヴオイルとビネガー、塩コショウ、醤油、山葵、明太子、マヨネーズ少し
で適当に味を調えて和える

イメージどおり♪

いいかも、これ
 

クワイアに男性入会希望者が来た
50人中5名という少人数のマンは貴重で
常に大歓迎される
あんまり今にも喉から手が出そうな様子でお迎えしたら逃げられるんじゃないかとも思いながら、見学していただく

時間外の小グループ練習まで声をかけ、22時すぎまで一緒に歌わせてしまった

いずれにせよ入会してくださるとのこと
クワイアの「待ち人来る」でした

練習後役員で打合せ
帰りがけにグリーンがお店からはみ出さんばかりの新しいCafeを見つけ、3人でそこに寄る
店内の大小さまざまな観葉植物はみんな販売もしていて、その中にソファがけや椅子がけのテーブルが埋もれている
それだけでうれしくなるのに、禁煙でもないし、おまけにちょこっとだけ愛想なく書いてある「コールスロー」だの「ポテトサラダ」だのってサイドメニューを何気なく頼むと、
ブレンドしたスパイスを使っていたり、お豆がいっぱい入っていたりと一手間二手間かけてある。
オーダー時に「枝豆もいいなあ」と言っていたのを聞き逃さず、わざわざポテトサラダにお豆を加えてくれたとのこと。
珈琲も美味しい上に「おかわり自由」(T T)

いいなあ
また来よう

  

心身によい

2009年9月28日 日常
7月にはチケットを買い、8月には観に行く心積もりだった『花と兵隊』
やっと観に行けた
http://www.hanatoheitai.jp/

視線が心地よかった
ある主張への意図を持ってのインタビューという感じではなく

現地の未帰還兵の方たちと共に過ごし、少しずつ話しを聴くうちに
辿り着くところまで辿り着いたというような
話しの聴き方に思えた

一見とっつきにくい雰囲気の気難しい老人の、痛々しい吐露も聴き、受け止めていく
懐の深い、秀作と思った


帰ってきて、洗濯をする
美味しいパンを食べたい、と思いながら、遠い方のお店までは行けなかった
からだが少し熱い
熱が数分上がっている
流行ものじゃないといいなあ

近い方の、美味しいリュスティックやベーグルをテイクアウトできるカフェで、少し迷い、今日はリュスティックより柔らかめの白いプチパンとクランベリーとオレンジのパンを選ぶ

ここの店員さんは、男性も女性も、みんなゆったり落ち着いた雰囲気なのがよい
お姉さんがやわらかい笑顔で「いつもありがとうございます」と言う

映画もパンもことばも動作も

誠実な表現は心身によい

 
その心地よさのまま家に帰り、獅子唐と長ネギをたっぷり加えて麻婆茄子つくる

食欲残っているのはありがたい
 
  

秋の作業はじめ

2009年9月27日 日常
イベントが終わってから
案の定じわっと微熱続き

切れいている日用品だけ、買出しに出る

少し涼しくなってきて、ふと毛糸を引っ張り出す

細いモヘアで簡単なプルオーヴァーから手をつけはじめる

 

さらだ

2009年9月26日 日常
午前の彫刻のクラスは少し早めに行って、部屋の準備をする
茣蓙を敷き、机を出し、道具箱とグラインダーを出し、
お湯を沸かしお茶の用意

そんな他愛のないことがたのしい

気づくと携帯に付けていた、革のブレスレッドが失くなっていた
朝の電車の中でストラップから外れたよう
後で営団に問い合わせよう

授業中の先生と他の生徒さんたちのやり取りが、聞いていてたのしい
どうということのない会話でも、「駄目なんだよ、これやっちゃ」「何度言っても同じことやるんだよな~」と言っている時も、あったかさのある先生である
生徒さんたちも安心してそこにいるふう

終了間近、宿題をもらおうと先生の指導を仰ぐと、同じ救世観音さんに挑戦している生徒さんも来て、荒彫りの実演講義となる
らっき

少し遅れて午後のクラスへ
午後は少し大きい仏手開き手
木どりの仕方が、先生によって違って面白い
ここの先生は鑿は使わず、鋸と彫刻刀のみで余計な木材を落としていく
これはこれで面白い

次は雲の紋様のレリーフも同時進行することに

帰って、海老と卵とアヴォガドのサラダを作る
軽く湯がいた人参ときゅうり、セロリ、卵、アヴォガドを賽の目に切り、海老を加えて塩コショウ、マヨネーズとからし、醤油少々で和える

イメージどおりの歯ごたえと味♪

 

ちゃり 緑

2009年9月25日 日常
ちゃりで上野の歯医者へ
20~30分

夕方、車の多い時間帯に車と並んで車道を走るのは、緊張感があり集中力がいる

いまはそういう集中力をつかえてる

何だか緑の潤いが欲しくなり、帰りにアイビーとワイヤープランツ、パセリをいくつか買う

ベランダに3鉢、部屋の中に2鉢置いてみると

部屋の雑然度が目につく

ざーっとモノを捨てられたら気持ちよかろう


ライヴと展示会

2009年9月23日 日常
昨日は朝、彫刻の展示会準備をしてから
癌患者さんの支援のためのチャリティイベント前の練習
夕方から本番
終了後、夕闇の中に灯篭のような灯りを燈したトラックを、ゆっくりと2周する
打上げ

家に帰り、恒例のドライヴから帰った叔父と叔母と従兄弟と会う
ゆっくりおしゃべりをし
昨夜煮ておいた林檎のコンポートと
従兄弟の好きな海苔巻きせんべ
焼き菓子を渡す

北陸に行ってきた従兄弟たちから
手をかけた練り物やゆかり、
小さなピーマン、帰りがけに寄った磐梯山のお水etc.いただく

今日は朝から彫刻の展示会へ
仏像を飾る台と背景は濃い藍の麻布を敷いてあったのだが、
なんとも殺風景だったので、今日はフェンネルフラワーと利休草を持っていく
道端で出会えそうな緑が藍と木彫とよく合う
利休草の華奢でやわらかい曲線が静かに仏さまの脇を歩く

日曜に学会で会った、先輩のお友だちもさっそく昨日来てくださっていた
一番初めに記帳されていた
夜、先輩からメールがあり、彼女が「とてもよいものを見せていただいた」と喜んでくださっていたとのこと
なによりでした

いつもは2~3時間でお暇しなければならないお寺さんで
半日ゆっくり仏さんを眺めて過ごせるなんてすごい贅沢
本堂では法要が行われていて、住職さんの説法もあり、檀家さんたち、縁のある
方たちが立ち止まっては拝むようにお辞儀をしていく

境内の観音堂が開かれていて、如意輪観音さんに初めてお目にかかった
片方立膝で座し、六臂の腕に仏宝を持ち
座しているのに踊っているかのよう

夢と現の間にいるようなお顔だけれど
目は確かに、見るべきものを見ているように見える

このお堂で昼寝をしたら、さぞ幸せだろう

2日間のイベントを終えて帰ったら、片道ほんの15分の買い物も遠くて
あるもので済ませて横になる

しあわせは、感じられると同時に手放さなければならない

 

たまたま

2009年9月20日 日常
先輩と待ち合わせて学会へ

寝不足が続いていたがうまいこと調整できず、寝坊

ちゃりで会場に走るも遅刻

受付だけ済ませ、名札を首にぶら下げたところにメールが入る

先輩は学生時代のお友だちと一緒にお茶をしていた

お友だち一昨年の学会でもお会いしていた人で、大学で教えている方

かたい仕事の割りに、奢った感じもなく、やわらかく静かな大らかさのある女性

近況を話していくうちに、仏像彫刻の話しをしたら、

彼女は仏さんを彫っている夢を何度か見ているとのことで、前からやりたかったとか

さっそく来週2日間の展示会のお知らせをお渡しする

思いがけず「仏さん」を彫っていくということと、仕事の共通点が話題になる

「そういうものが必要」と心底彼女はかみ締めていた

こういう人はきっと、謙虚なセッションをするんだろう

行った時には少々疲れた様子だった彼女は、「こんな情報が得られて話しができたことが、今年の学会での一番の収穫」と笑う
帰る頃には何とも多分「彼女らしい」顔をしていた


たのしいおしゃべりでした

  

きれい

2009年9月18日 日常
牛込神楽坂のカイザーに散歩がてらパンを買いに行こうと思い家を出る

すったか歩いていると、やっぱり栗を買って帰ろうと思い立つ

来週のステージで必要な、グラウンドも歩けそうな黒いブーツ

途中ちょうどよいものが見つかり、箱を抱えて店を出る

霧雨にもならない雨とあたたかくもさむくもない風が気持ちよい

栗も葱もアヴォガドもオレンジもネクターも人もみんなきれい

チャパタ一つとリンゴとシードルのパンを一つ選んで帰る

栗を茹でる

この間のものよりほくほくしっとり

一本余計にあったお茄子をスライスして焼いて醤油を落とす

香ばしく、歯ごたえがあり美味しい

夕飯は筍とピーマンたっぷりの青椒肉糸

片栗粉のまぶし具合が丁度よく、お肉が柔らかくやさしい口当たりになった


先週1年ぶりくらいに、前の職場の上司からメールが入り

数日考えて下旬に会うことに

この1年で相当忙しくなっておられる様子

また人が辞めたんだろうか

仕事の話以外にはないんだろう


そろそろ何かしら考える必要がある、ということか

計らずして、連休中には行っておいた方が無難な学会も


気がついてみると、仕事に対する感じ方、考え方が変わっていた

以前より、よい意味で"どうでもよいこと"も増え

愛せることごとも増えている

こんなにしあわせなことはない


それがどんな事であろうと、いまある自分で「向き合う」ことに変わりは無い

あとは、自分の心身がそれを選ぶことができるかどうか

それと決めることができるかどうかだけ


そういう自分で、大事な人たちに、すっくと会えるかどうかだけ

いとおしめるか壊すか

選択はその二つだけではない無限のもの

もっとたのしめるはずのもの

ただそれらをつなげつなげていく選択と意志と労力が「わたし」とせかいをつなぐ


  
 

卯の花

2009年9月17日 日常
蓮根が安く手に入ったので
半分は甘酢漬けに

残りは細かく刻んで卯の花に

椎茸と人参をたっぷり
あとはお揚げに長葱

甘すぎても食べ進めない
途中でやっぱりいつも通りの味付けに修正して、長葱も更に加える

ぎりぎりまで水分を飛ばして出来上がり


料理は落ち着いてゆっくりできるのが心地よい

 

ほほー

2009年9月16日 日常
やたらとあちこちと連絡を取らなければならず、そこに更にメールが舞い込む日

あまりに親指を動かしたので思わず数えた

50通書いていた(◎o◎)

  
おかげで返事を書きあぐねていたメールにも返信が出来た

 


2009年9月15日 日常
もともと2000Hzくらいの音域の聴力だけカクンと落ちている

丁度人の話し言葉の「子音」とか、電子音のあたり

20代半ばか、宮古島でスキューバ体験をした時に、耳抜きがうまいことできず、面倒なのでそのまま水深1mを超えていったら「ぱきぃーーーん」と景気のよい音がした
鼓膜を破った

帰ってきても雑音がひどいので耳鼻科へ行った

「ほっとくしかないね」と無愛想な爺ちゃん先生に言われ、おまけに「あんた耳が悪いね」と

それで聴覚を細かく計ってもらった時に、どの音域が落ちているかが分かった

測ってもらったはいいが、再度爺ちゃん先生は「どうしようもないね。年とともに落ちてくだけ。みんなおんなじ。」言っている相手が相手なので、なおのこと説得力があった。
「そういうもんですか」

この2000Hzの穴凹で結構「空耳アワー」が起こる

「ナ行で発声」と言われているのにいきなり一人「マ行」で発声を始めたり

「それは残念」が「それは駄目だ」と聴こえて、何でここで駄目出しされるんだ、と目を丸くしたり(笑)

携帯の呼び出し音も他の人には聴こえているボリュームでは聴こえず、他の人がなんでキョロキョロしてるんだろう、といぶかしんだり

蝉の声もこの音域で、初夏に「あ、蝉だ」と他の人たちが窓の外を見て言うのを聞いても、
まったく聴こえなかったり

全体の音の聴き取りができていないわけではないので、たいがい聞き間違いで、他の人には聞こえている時に、ひとり「はい?」と聞き返すことが時々ある

集団で雑談をしている時などは、特に人の口調も早くなり、所々意味が飛ぶ
聴き取ろうとするのには、かなり集中力を要するので、他愛ない内容の時や疲れている時には「言葉」ではなく、人が話している「声音」だけ、聞いている

健診でも難聴にひっかかるかひっかからないかのぎりぎりのラインだったようなので、
気がついたのも二十を過ぎてからだったのだが、振り返ってみると、小さい頃からそういうクセがついていた

声を「音」として聴いていると、その声と口調(メロディ)が自分にとって「快」か「不快」かに敏感になる

人の声は、その音とメロディ(口調)だけでも、相当いろいろなものを伝えてくれる

言葉の内容よりも、返ってそれだけの方が分かりやすい部分や領域もある

最近、また富に、この音とメロディ(口調)で分かることの重要性が自分の中で上がっている


自分を助けることもあれば、やっかいなこともある

  

 

おいしい

2009年9月14日 日常
栗はおいしい

梨はうるおい

秋はうつくしい


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