職場は火事(のような騒ぎ)
隣の部署のスタッフがひとり倒れた
救急外来に搬送
シフトの調整に若いスタッフ達があたまをつき合わせてる
何も手伝えることは自分にはないことをおおまかに確認して
同僚と約束していた食事へ
彼女の彼と3人
彼と会うのは2度目
二人とも、嘘をつくのが上手だ
洒落やジョークは嘘がちゃんとつける人でなければ言えない
言葉で話している内容とは別に、二人とも緊張が高い
「楽しむため、笑うための緊張」?
のわりにはアグレッシブ
時間を言葉と行動と知識で埋め尽くしていく
気がビリビリする
息が止まりそうなほどじゃないけど
優しくないというのではない。
二人とも一挙手一投足が気遣いの鬼のような人たちだ。
「ビリビリする気」はもっと古くから怒りと痛みを持っているかのような
そのエネルギーで動きつづけているようなアグレッション
空白を作らない
美味い食事
自家製のベーコンとチーズのサラダ
特性の赤味噌と仙台味噌とたっぷりのワインで作ったソースがかかったミソカツ
デミグラスの上に西洋わさびの入ったタルタル風のソースをのせたハンバーグ
一貝ごとに大粒のカキとほうれん草を入れたカキグラタン
サーブする奥さんは、昔よく泊まった長野の宿の女主人に似た厚みと芯のある穏やかさと気遣いをする。押し付けがましくない程度に差し挟む会話が「質のいいサービス」の範囲。
都心でもない、何の変哲もない暗い住宅街の中だが、俳優やらサッカー選手やらが訪れたり、取材場所に使われたりするらしい。
欧州の山間部を思わせる年季の入った木調の店内は、そう広くはないのだが、テーブル間にゆとりがありせせこましくない空間の使い方。
週末ではないせいか客は他にもう一組だけ。
女主人は閉店時間を過ぎているのに気づかずに彼女がオーダーしたコーヒーを何も言わず出してくれた。
主人らしき登山でもしそうな髭面の料理人と女主人に丁寧に見送られる。
「あたらしいこと」は、自分からは決して知り合おうとはしないタイプの人と会うことと初めての店に行くこと。
彼を見送った後、同僚とすぐさま仕事の話になってしまう。
彼女は火事のような隣の部署のシフトコーディネートをサポートしている。そうそうのことでは「本当に困った顔」などしない彼女の表情に「困り皺」。厳しそうだ。
私はえらそうに、一通り聴きながら「それは仕事ですることじゃないでしょ」とか何とか、「対岸の火事」ことばをいくつかはさみ、やはり自分に直接出来ることはなさそうだと、2回目の確認。
罪悪感に動かされて働くことはやめようとどこかでふと思ってからは、だいぶ他人の仕事に首を突っ込むことも、そこに借り出されることもなくなった。
もうそろそろ自分にもっと手をかけてやっていい。
本当は、そのほうがよほど楽ではない。
終電まで15分ホームに立つ。
昔ほど、寒さが身にこたえなくなってる。
さて、土曜は雨でなくなってくれるといい。
馬に乗りにいける。
隣の部署のスタッフがひとり倒れた
救急外来に搬送
シフトの調整に若いスタッフ達があたまをつき合わせてる
何も手伝えることは自分にはないことをおおまかに確認して
同僚と約束していた食事へ
彼女の彼と3人
彼と会うのは2度目
二人とも、嘘をつくのが上手だ
洒落やジョークは嘘がちゃんとつける人でなければ言えない
言葉で話している内容とは別に、二人とも緊張が高い
「楽しむため、笑うための緊張」?
のわりにはアグレッシブ
時間を言葉と行動と知識で埋め尽くしていく
気がビリビリする
息が止まりそうなほどじゃないけど
優しくないというのではない。
二人とも一挙手一投足が気遣いの鬼のような人たちだ。
「ビリビリする気」はもっと古くから怒りと痛みを持っているかのような
そのエネルギーで動きつづけているようなアグレッション
空白を作らない
美味い食事
自家製のベーコンとチーズのサラダ
特性の赤味噌と仙台味噌とたっぷりのワインで作ったソースがかかったミソカツ
デミグラスの上に西洋わさびの入ったタルタル風のソースをのせたハンバーグ
一貝ごとに大粒のカキとほうれん草を入れたカキグラタン
サーブする奥さんは、昔よく泊まった長野の宿の女主人に似た厚みと芯のある穏やかさと気遣いをする。押し付けがましくない程度に差し挟む会話が「質のいいサービス」の範囲。
都心でもない、何の変哲もない暗い住宅街の中だが、俳優やらサッカー選手やらが訪れたり、取材場所に使われたりするらしい。
欧州の山間部を思わせる年季の入った木調の店内は、そう広くはないのだが、テーブル間にゆとりがありせせこましくない空間の使い方。
週末ではないせいか客は他にもう一組だけ。
女主人は閉店時間を過ぎているのに気づかずに彼女がオーダーしたコーヒーを何も言わず出してくれた。
主人らしき登山でもしそうな髭面の料理人と女主人に丁寧に見送られる。
「あたらしいこと」は、自分からは決して知り合おうとはしないタイプの人と会うことと初めての店に行くこと。
彼を見送った後、同僚とすぐさま仕事の話になってしまう。
彼女は火事のような隣の部署のシフトコーディネートをサポートしている。そうそうのことでは「本当に困った顔」などしない彼女の表情に「困り皺」。厳しそうだ。
私はえらそうに、一通り聴きながら「それは仕事ですることじゃないでしょ」とか何とか、「対岸の火事」ことばをいくつかはさみ、やはり自分に直接出来ることはなさそうだと、2回目の確認。
罪悪感に動かされて働くことはやめようとどこかでふと思ってからは、だいぶ他人の仕事に首を突っ込むことも、そこに借り出されることもなくなった。
もうそろそろ自分にもっと手をかけてやっていい。
本当は、そのほうがよほど楽ではない。
終電まで15分ホームに立つ。
昔ほど、寒さが身にこたえなくなってる。
さて、土曜は雨でなくなってくれるといい。
馬に乗りにいける。
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