FEAR YOURSELF

2004年9月17日
物が増えすぎたので、片付けたかったのだが
片付けるための収納棚を仕入れようと、戸棚の寸法を測り
寸法と納める物に見合った棚を見繕うことをまずした

いらないものを捨てる方が先なんじゃなかろうか

持ってるものの整理整頓をしようとするのは、ものぐさな私としてはいい傾向

夕べからDaniel Johnston”FEAR YOURSELF”をかけている

愛らしい音

「I was lazy / On my lazy way / Didn’t have much to say / Along came a girl / Like a spider」(LOVE ENCHANTED)

「Lost forever / Only wishing again / Oh to be alive / And free from sin」(FISH)

「And believe / And make sure she’s risen / Just make sure she’s risen」(POWER OF LOVE)

「Living it for the moment / Are you gonna smile / Or fall on your face? / Living it for the moment / Are you gonna smile / Or fall on your face?」(LIVING IT FOR A MOMENT)

昼過ぎに買い物に出て
午後は講義のノートを整理

エボダイを焼き、玉葱を多めにした野菜炒め
卵と胡瓜と人参でサラダ

・・焼き魚ってどうしてこんなによく縮んじゃうんだろう

  

ここちよい音

2004年6月15日
ちょっと怒り方が上手くなったかな

怒りの感情にそう振り回されていない

楽でいい

必要なことについて、必要な分だけ、必要な方法で怒る

日曜にうちに来た友が聴かせてくれた
Everything but the girl / like the deserts miss the rain が
そのままプレイヤーに残っていて
そのままかけている

ここちよい音
ここちよい


  
教育で日本語について
齋藤孝さん出演4回分まとめて放送

言葉と身体と呼吸とコミュニケーションと考えること
自明のことを、ここまでちゃんとはっきり言う人が
これまで出ていなかったことの方に思いが行く

いやいや、思っていたってするかしないかは大違い

声は波動


「偏愛マップ」とな
私の偏愛〜
やらやらやら
書き出したら3,000字越えそうだ
しかしあたしのは、偏ってはいるが深くはない
言ってるほど突き詰めるタイプじゃないのね

思うも言うも易いがね

思ったより外は暖かい
ゆっくり、お散歩
緑と湿気の臭いが、夏を思い出させる
本屋、気のすむまで見て廻る

ストレッチをしながら
木村敏「人と人との間の病理」
分かりやすい、分かりやすいが、この話を身体でたどるのに一苦労
頭と身体を使いながら読むと、自然と呼吸に沿って動き出す
おかげで相当からだが柔らかくなりました(笑)

今日のBGMはJoni Mitchell/Hejira

今日のサラダは、一株買ったセロリが主役

まるかじり(^^)ゞ美味い

さあて、散々休んだ
明日は仕事に手をつけようかい
へとへとでした

いっぱい考えて

いっぱい集中して

疲れている人が多い中で

丁寧に、こういう時こそ少しゆっくり目に話し

こういう時こそ、少し静かな声と笑顔にして

今日は周りに重い気配が多かったな

風に窓を開放できるお天気のよさが救いだった

今日はほっぽらずに終えた

ご褒美は
Diana Krall/The Girl In The Other Room にしました

帰りの電車を乗り過ごしました

遠回りをして帰ると、つい先日までスタッフ兼講師をしていた組織の生徒さんたちから、相談と要望の手紙
「意見書」にして所長とマネジャーとスタッフ達に送ったと言う。

かなり核心を衝いた問題について
よくここまで言葉にしたものだ
勇気と決断と忍耐のいる行動

ひとつ上の先輩に電話をする。

少々闘いモードに入っている自分を相対化する。

私自身が感じていることを、無いものにしてはならない。

それがどんなに衝撃と面倒を引き起こすとしても

引き受けなければならないものは引き受けなければならない

2,3日中に立場を決める必要がある

この数日
仕事の一環のようにしないと、眠りづらくなっている
一旦スイッチを切れ

Diana Krall
いいかも
底を支えられ、過剰にではなく
少し浮き上げられる感覚
今朝方「病人」を送り出し
自分も動き出す

溜まったメールの返事を出し
昨夜入っていた急な会議への出席依頼にどう応えるか
内容が面倒なだけに、こちらのスタンスを決めておかないと振り回される

走行して入間に・・・こういう変換をするのか
入間は行ったことないよ

「そうこうしている間に」
友2人が来る時間

一人は病欠
自宅写メール参加
好物の西瓜を、シーズンオフに食わせてみようと思っていたが
それはまたこの次

迎える毎、会う毎に、場と時間の使い方が穏やかな水流のように変わっていく関係

この1年ちょっと
迎えるときの気負いも、力みもどんどん抜けて
場と時間を共有することの心地よさが抽出されつづけている

空気が呼吸して、時間をつくっているかのよう

心身と状態に沿う音をたどって流しながら
ゆっくり淡々と動きながら
つらつらと時々言葉を必要とするだけで

後は眠り、音楽を聴き
また時々言葉を使い

突然邪魔にならない料理をはじめ
ついばむくらいに食べ
話し

この時間をつくるためだけに会っているのかな

見つけた音を、彼女は気に入って持って帰ったらしい
こういうんで、もうしあわせ

私の今日の終盤は Marianne Faithfull/BROKEN ENGLISH から
"The Ballad of Lucy Jordan"
91年「テルマ&ルイーズ」で使われた曲だ
若くはない女2人が66年型サンダーバードで、赤茶の岩と砂と空の間を走りつづけていくときの、顔にあたる風と、風を受ける女たちの顔を思い出す

今日の終わりは、彼女が言う
役割は、関係性によって決まる

またね


夜半は一転して腰の要る話を電話で母とすることになった
身内の正念場に、どれだけ、誰が何をできるのか
あるいはしないでいることがどれだけできるかが、こちらの正念場
という交通整理の話
珍しく、あの母が私に本気で頼み事をしている

家族関係も、人どうしとして成長する

「軸」

2004年3月24日
今朝のカンファ
好き勝手言ったなあ
いやいやいいいい
ぶつけてみたから
変わっていった

仕事のあと、人と食事
友人でもあり、同業の「先輩」でもある人
自分の世界と仕事をとことん追求してきている人
時々暑苦しいほど熱い人
すごくすごくさびしがりやだったり
すごくすごく恐がりだったりもする
強さも弱さも、可愛さもうつくしさも、汚さも意地悪さも
かなしさも真摯さも、楽しさも変幻自在さも、疲れも力も
ひとつひとつ自分のものにしてきた人
恐怖と怒りの関係も、分かっている人

私にとっては
イメージを共有しやすい言葉と身体を持ってる人
良い意味でも悪い意味でも刺激されやすく、ちゃんと「毒」もある人

仕事のはなし
「教える」ってことのはなし
「怒り」のはなし
「軸」のはなし
蝶のはなし
水のはなし
おたまじゃくしと蛙のはなし
「化け物」のはなし
「迷子」のはなし
「大御所」のはなし
「遺影」のはなし
女であることのはなし
物の中で生き続ける人のはなし
言語の「音」のはなし
本能と「素直」のはなし
時間と空間のはなし
「棲む世界」のはなし
イボイノシシのはなし
「勘」のはなし

を、大笑いしながら、洗いながらする

ああ、いい風呂だった〜

Jesus’ Blood Never Failed Me Yet/GAVIN BRYARS

おー、これはいい
お休み向けだ
Tom Waitsの合流あり、久し振りのだみ声
な、なつかしい

その人に伝えたいことは言葉で
あの人に伝えたいことは行いで
この人に伝えたいことは触れることで
この人に伝えたいことは「間」で
その人に伝えたいことは「見る」ことで
あの人に伝えたいことは音楽で

そうね

そうね

時間をつなぐ

2004年3月16日
なが

今週 ながい
まだ火曜

長いと感じるのは悪いことじゃない
そこに留まれてるってことだろう

「お客さん」には心底笑顔をできても
後輩には

「後輩」という言葉にしていなかった
そう思っていないんだ
上も下もない
ここで教われることに上も下もない
あなたたちを「後輩」とは思ってない
年も経験も関係ない
どんな「人」なのかってことだけが残る
お互いに

あたしは「指導」出来る人じゃない
そんなに丁寧なやさしさは持ち合わせがない
いや、そんな余力はない
いま状況が「WATARIDORI」だからね
誰が飛びつづけられなくなってもおかしくない

からだで、体験でおぼえるしかないよ
この仕事
聞いて分かることじゃない

それぞれが自分のそれまでの体験を動員して
そことつなぎ合わせていかないと分からない

彼らの体験がどんなものか
自分の中の想像力をフル稼働して
それでも足りないんだよ
届かないんだよ
答えのあることじゃない

ちゃんと自分で泣きなさい

そっからだから

それは同時にあたしのことでもある

だいじょうぶ
あなたたちはそんなに柔軟で有機的
自分を殺さないでいられてる

言葉にできることはしていくから
それがもし、有効なのなら

あたしは先のことまで考えて
あいそ良くできる人じゃない

馬鹿だといわれようと
どう思われようと

泥から咲く花が
無性にうつくしいと感じてるだけ

つかれてるはず
眠りな
ちゃんと「明日」を考えな
時間をつなぐために
書いてもいるんだから

辿りつくところはある

"beyond the Missouri Sky"
ゆっくりと無理なくチューンアップ
・・(- -)コピーしたCDの音が飛んでる

炒めた野菜は辛かった

やーすも

命綱の使い方

2004年3月14日
友人宅へ

人ごみの中、仕事に使うものを探しにソニプラに
今はかなりきつい場所かも
物と人と色と音の半狂乱なお祭りに思える
おまけに探し物は不在
前頭葉がぐるぐる言いだし
途中いったん休みながら身体を運ぶ

やっとたどり着いたドアを開いた友人の笑顔はやわらかい
いっきにホッとする

先にたどり着いていたもう1人は、
そこに居るのもやっとのよう

お茶とお菓子と、ボリュームを相当に落としたBGM
大事な人が二人
日常は殆ど共有しないけれど
殺され具合も、戦い方も、生き残り具合も似通った3人
離れていながら、別々の孤独を持ち寄る

月1回ほど合流する
一人、二人欠けることもある

今日はいつになく、3匹しんどい
冒頭は、まるで解毒をするように外界に侵入された言葉を一回あふれ返らせる私に
2人は応えていないわけではない沈黙で応える
それで私は、軸を取り戻す
ここで必要ないものは、降ろしていい
それを二人にすぐさま思い出させてもらえる

2人が寝ている間、一人では進みづらい本を開く
側に横たわる人がいるだけで、本が読める

少ない会話の中で、ごくたまにはっきりとした笑い声が上がる
それぞれ勝手に「らしい」居方をしていることが分かりやすく現れる時に生じる笑い
こういうのを「理解」「肯定」と感じる

一番体調のきつい一人が夕方「これ以上具合悪くなって帰れなくなる前に」と身体を起こす

もう一人が動かしがたく明確に「駅まで送る」と言う

「駅まで送る」
そうか。この人はこういうことを即座に言える人なんだ
感嘆しながら、私も立ち上がる

往復20分ほど
「ありがとう」と「またね」以外の言葉を必要としない
沈丁花の匂いだけが強い

楽になってはならないわけはないのに、こうやって生きてる
病いを抱いても

生きるために病んだのなら、これ以上何の要求に応える必要がある
もう充分じゃないか
病んでも生きている
病いとなら生きていられる
それで、もう充分ではないの?

「長嶋さんの病床に、今見舞いに行く奴は鬼だ」と言った人がいるって
それを理解するなら、この病いも同じだと、何故わからない

やめよう
誰に何を怒っているのか、分からないじゃないか

眠らないと
明日は一日戦闘でしょう?

4年前、「闘う」って言葉の意味を知らなかった
知らずに苦痛と衝突を忌み、恐れてた
今は、まだうまい闘い方を知らない
それでも闘おうとしてる
(闘えていないのに?)

あたし、あたま悪いかも

それでも、いまは、自分を感じられてる
Leonard Cohen "TEN NEW SONGS"
今はこれが近いって、分かるじゃない
最善ではないかもしれないけれど
もう少し、ここにいたら
Bob Marley "KAYA"くらいに行ける

ほら
だいじょうぶ
行けた行けた(笑)

私もだいぶ命綱の使い方が分かってきたなぁ

見つからない

2004年3月5日
Leonard Cohenだったと思う。
"Carryin’ you a torch"というようなタイトルの曲が入っているアルバムを探し、見つからない。曲名が違うか?Cohenじゃなかったか?

国内盤で出ているものも少ない。廃盤になっているものも多い。
中古サイトにもあがっていない。

さて、どうやって探すか。

肝心なことには身も心も殆ど動かない日。
機動剤になりやすい料理やら、ストレッチやらしてみるが、どうも重い。

こういう日もある。
贅沢をしたことにしよう。

網にかかったこと

2004年3月3日
Keiko Lee流してみた。ちょっと違うか。
Leonard Cohenだ。声の低さがちょうどいい。

目的に、真っ直ぐ向かうのがしょっちゅう難しいと感じる。
途中でどこかに迷い込む。
まるでバラバラな回路。

苦手なこと、メンドウなことを最後まで進めた。

今日、私の網にかかったのは、

客とイメージを共有できた時の楽しさ
共通の目的を持つ4人の女性の90分の成長
眠れるしあわせ
何日かぶりに目を合わせた上司の顔
私にしては珍しい突っ込み
新しい野菜とナマの魚
チーズとピーマンとひじきのサラダを作れる状態

恐かったことが、少しそうではなくなること

網にかからないものは捨ててもいいと思える自分

これで今日を終えられるということ

明日またひとつあたらしいことをする

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