もらいもの
2004年4月16日朝、つかった風呂桶から出られなくなり
午前中の予定は諦める
こうやって何かを選べば何かを切って行くことも
覚えなければ
私自身が選び、決め、その決定を
「いいよそれで」と
言ってあげないとね
限界を持つ人間の身体を罵倒するのは
神さまへの冒涜(大袈裟、それ。笑)
昼、上野の歯医者へ
ここの先生の手は、よくモノを言う
この人の人に対するスタンスが伝わってくるかのよう
歯に向かう姿勢を通して、物も人も命も大切にしてきている積み重ねが伝わってくる
おおらかで、気さくで、厚みのある人柄
患者一人一人の性格をよく読んでいて、それに合わせた柔軟な対応をする
ビルを出て、付近で用事を何件か済ませ、ドトールに入ると
昼休み中の先生
白衣を脱いで、春らしいチノパンにデニムシャツ
アウトドアが似合いそうな出で立ち
声をかけようか一瞬迷ってやめる
いつも患者さんたちに「煙草、よくないですよ」と言っているご本人のテーブルに携帯と灰皿
こちらにも先に気づいているのか、うつむいた顔を隠すくせっ毛と口ひげがバツが悪そうに見えたので
こっそり「この次会う時の突っ込みネタにしておこう」とほくそえむ
いつも彼は私の歯を見て「可哀相、可哀相」と言うのだ
歯が弱く、噛みあわせも悪く、歯に負担がかかりやすい性質な上に
持ち主たる私の性格が自分に対して決して愛情深いとは言えないことを知ってて言っているのだ
関係性はバランスが取れないとね(って、そういうバランス?笑)
Dr.と私の間の席には、手話で激しく議論(?)を闘わせる女性2人
昔、横浜のmore’sの辺りでも、こんな風に踊るように肢体を動かしながら、音も無く笑い顔をしかめし風のように歩いていく2,3人連れをよく見かけた。
音を介さない分なのか、踊りよりも表情が絶え間なく溢れ、瞬時に変化していく。肢体の流れと、空気と気配の流れのやり取り。
ご本人達が、いったいそのコミュニケーションをどんな風に体験されているのかはまったく知らない。
けれど、いつもその動きと気配のやり取りに、いつも私は見惚れる。
そのすぐ横に座り過ごす。えもいわれぬ心地よさをもらう。
何も知らない部外者の、勝手なもらい物。
と、行くべき所に行かなければ
明日の朝まで、自分の時間
明日のセッションは私にとっては「勝負」
先週末に得た新しい情報を盛り込んで、セッションを練る
納得が行くまで
参加者の顔ぶれは殆ど把握している
手ごわい顔合わせ
多様な顔ぶれ
この組み合わせで、90分の間に、伝えるべきことを伝え
可能な限り、心身で体験することから、感じ取って
それぞれに必要なものを持ち帰って欲しいのだから
オーダーメイドにするしかない
既存の型や借り物のお膳を差し出して通るほど甘くない
こういう時ばかりは、眠る時間を大きく諦める選択も
必要
ここは譲れない
「潜水中」に従兄弟(叔父)からの電話
ドライブ出発前のご挨拶だ
慣れないと聴き取りにくい彼独自の「音」で
「おやすみです」と言っている
「おやすみです」と繰りかえす
彼には、月に一度のとっておきの「おやすみ」が始まったばかり
機嫌のよい声
「1,500円、払います。払います。」
うれしそーう
首都高を抜けるには高すぎる額だよ
彼の思いはもうとっくにその先まで行っているな
電話での会話だが、これまでになく「会話」になっている感触がある
うれしい
お留守番しているからね
行ってらっしゃい
今回は北?西?
帰ってきたら、リンゴを煮て待ってるからね
レジュメ上がり
何通りかのシュミレーション
感触はいい
風呂桶へ突入
午前中の予定は諦める
こうやって何かを選べば何かを切って行くことも
覚えなければ
私自身が選び、決め、その決定を
「いいよそれで」と
言ってあげないとね
限界を持つ人間の身体を罵倒するのは
神さまへの冒涜(大袈裟、それ。笑)
昼、上野の歯医者へ
ここの先生の手は、よくモノを言う
この人の人に対するスタンスが伝わってくるかのよう
歯に向かう姿勢を通して、物も人も命も大切にしてきている積み重ねが伝わってくる
おおらかで、気さくで、厚みのある人柄
患者一人一人の性格をよく読んでいて、それに合わせた柔軟な対応をする
ビルを出て、付近で用事を何件か済ませ、ドトールに入ると
昼休み中の先生
白衣を脱いで、春らしいチノパンにデニムシャツ
アウトドアが似合いそうな出で立ち
声をかけようか一瞬迷ってやめる
いつも患者さんたちに「煙草、よくないですよ」と言っているご本人のテーブルに携帯と灰皿
こちらにも先に気づいているのか、うつむいた顔を隠すくせっ毛と口ひげがバツが悪そうに見えたので
こっそり「この次会う時の突っ込みネタにしておこう」とほくそえむ
いつも彼は私の歯を見て「可哀相、可哀相」と言うのだ
歯が弱く、噛みあわせも悪く、歯に負担がかかりやすい性質な上に
持ち主たる私の性格が自分に対して決して愛情深いとは言えないことを知ってて言っているのだ
関係性はバランスが取れないとね(って、そういうバランス?笑)
Dr.と私の間の席には、手話で激しく議論(?)を闘わせる女性2人
昔、横浜のmore’sの辺りでも、こんな風に踊るように肢体を動かしながら、音も無く笑い顔をしかめし風のように歩いていく2,3人連れをよく見かけた。
音を介さない分なのか、踊りよりも表情が絶え間なく溢れ、瞬時に変化していく。肢体の流れと、空気と気配の流れのやり取り。
ご本人達が、いったいそのコミュニケーションをどんな風に体験されているのかはまったく知らない。
けれど、いつもその動きと気配のやり取りに、いつも私は見惚れる。
そのすぐ横に座り過ごす。えもいわれぬ心地よさをもらう。
何も知らない部外者の、勝手なもらい物。
と、行くべき所に行かなければ
明日の朝まで、自分の時間
明日のセッションは私にとっては「勝負」
先週末に得た新しい情報を盛り込んで、セッションを練る
納得が行くまで
参加者の顔ぶれは殆ど把握している
手ごわい顔合わせ
多様な顔ぶれ
この組み合わせで、90分の間に、伝えるべきことを伝え
可能な限り、心身で体験することから、感じ取って
それぞれに必要なものを持ち帰って欲しいのだから
オーダーメイドにするしかない
既存の型や借り物のお膳を差し出して通るほど甘くない
こういう時ばかりは、眠る時間を大きく諦める選択も
必要
ここは譲れない
「潜水中」に従兄弟(叔父)からの電話
ドライブ出発前のご挨拶だ
慣れないと聴き取りにくい彼独自の「音」で
「おやすみです」と言っている
「おやすみです」と繰りかえす
彼には、月に一度のとっておきの「おやすみ」が始まったばかり
機嫌のよい声
「1,500円、払います。払います。」
うれしそーう
首都高を抜けるには高すぎる額だよ
彼の思いはもうとっくにその先まで行っているな
電話での会話だが、これまでになく「会話」になっている感触がある
うれしい
お留守番しているからね
行ってらっしゃい
今回は北?西?
帰ってきたら、リンゴを煮て待ってるからね
レジュメ上がり
何通りかのシュミレーション
感触はいい
風呂桶へ突入
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