五寸の道

2004年4月24日
冒頭の、迫力のある事例を織り交ぜたワークショップは
会場からの質問とのやりとり一つ一つが
職人技だった

素敵


あとは・・。
この空間の共有の仕方が、それぞれの仕事とも直結していることを
意識してこの場に居る人が
どれだけ居るんだろうな

「先生」と呼ばれる人がいっぱい
回りくどい謙譲なんだか卑下なんだか分からない言葉を使う人も
ちらほら

そんな中で、すっと
いま、確かにこの場に居るなと分かる人が
そこ、ここに

ぽっ ぽっ ぽっ と
灯をともすように見える

5階の古い講堂の窓は高く、広く
窓の外のレリーフを越して
ゆっくりと雲が流れ
ゆっくりと夕日がなだれ込み

日を閉じていく


今朝、二度寝をしたときの夢

山の上の、とある施設に2,3人で潜入していく
澄んだ湧き水を通す川の脇を走り
常緑樹の山道を駆け上り
溶け出した雪の峯を超えようとすると
目の前で雪で出来た道が崩れ
五寸ほどの幅の岩の道だけが残り
両脇は底はなく、落ちるだけの深い崖
3秒の間だけ立ち止まり、経路を見定め
進む
2人が後に続く

黙々と走り
黙々とあの手この手し
とにかく潜入していく

建物に入ってからは、相棒の決め細やかさが
危険を先に知らせる

建物の奥で、華やかな鮮やかな面と着物を纏った人たちで伝統舞踊が行われている
こちらの意図とは、まったくかけ離れた
儀礼と社交、鈍磨した平和

彼らの目にはぎりぎりで触れずに、部屋から部屋へと移る

窓のすぐ外は
まっさかさまに落ちる崖
その淵で、会うべき人に会い
横に腰掛け

相棒が淵から落ちないようにと気を配るのを流し
足元まで空が広がるところで
その人と何かを話した


「目的」に向かっていけということか

まだ、的がそれているか?

睡眠のリズムが微妙にずれている


五寸の道を見定めたい

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