いろいろ壊れること、の錯覚

火曜の夜、VTRデッキが壊れた
昨日の朝、急遽デッキを抱えて職場に向かい、帰りに修理にぶち込む

昨日は職場で、エアコンだの電話機だのに支障が出る
総務課長が対応に走るが、エアコンは未だ回復ならず

先週の冷蔵庫といい
今週のVTRデッキといい

「壊れ時」でしょうか

一度壊れた方がいいものもある
回復しないものもある

そんで次のものが生まれる


世界のたくさんの歪みを
まるで物たちまで一緒に背負ってくれているかのような
一緒にならまだいいか
人間がきちんと背負い切れないものをまるで物たちが
代わりに肩代わりするかのように壊れていくような錯覚
まるで自分を壊すのを防ぐために
物を壊しているかのような錯覚

錯覚錯覚錯覚

何が「錯覚」？
何が「事実」？



やだやだ
隙間無く感じていく
隙間無く

隙間隙間隙間

呼吸



夜

芸術的な職人技的講義を拝聴
一言も逃すことの出来ない引力のある2時間

ワンセット終え、気持ちよい汗を流した後のような講師の顔

ライブでした

これは錯覚ではない

呼吸