私のもの

2004年8月1日
今日も「平坦」な感覚でその場にいた

これは、わたし自身にとってはいやな感覚じゃない

自分の中で、押したり引いたり、人との間で押したり引いたりせずに、

ただ、そこに居てみて、自分が感じることに忠実に在る

そんなことをしていた気がする

私の「平坦」が、誰かにとって「そっけなく」映ったとしても

誰かが「退屈」と感じたとしても

その「退屈」はその人のもの

私は、静かに、この内側でエキサイトしていた

これを、伝えるか伝えないかは

わたしが本当に「伝えたい」と思ったときにする

これは私のものだから

なぜだろう

それとは別に、今日いた場とは関係ないところで

「かなしい」「かなしい」と声がする

これも私のもの


・・それはいいんだけど、いったい何がかなしいんだろう

てか、それわかんなきゃ、しょうがないかも?(笑)


ううん。誰かに「おくやみ」を言っているのかもしれない

あの人が話していたお話の中の遺体に

あの年の、この時期、一人で逝ってしまったあの人の遺体に

夢の世界の中で、無残に朽ちたあの遺体に

あの長い警笛に送られた遺体に

私が見送った数々の棺の中のあの遺体になった人たちに

お別れを言っているのかな

遺体と

逝ってしまった私自身の思いとに

お悔みとお別れ  

 
 

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