食っていく

2004年9月14日
午前、研修の若手は休み
久しぶりにセッションを1人で進める

硬く緊張と警戒の目をした参加者が、少しずつからだを緩め
互いの話に耳を傾けながら、きもちを解く道を開いていく

この時間、この場所を提供していることの意味を感じる

午後、他に月1回の大きなPGMがあり、参加者は少ないだろうと思っていたら、いつもとそう変わらなかった。

予想外に重い話が次々に持ち出され、全く異なる物語を持つ10人の人が対外に互いを助けていく

そこで起こる事は、その場限りのもので、その場に居合わせた人だけが証人となり得ること

かすかなものだけれど、その場に居た人の内に、確実に残るのは
こういう微かさだと思っている

いつもどおりの、安全な時間と場を開きつづけている
そこを、お客さんたちにこんな風に使ってもらえるというのは
わたしにとってはとてもしあわせなこと

跡形も無く消えてしまった微かなものは
喪失した分わたしの血肉になる

・・と言われた方は、怖いかもね(笑)

 
 

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