おさがり

2005年11月6日
昨夜会ったときに、面接用にスーツを見繕わねばという話をしていたら
叔母が上着を提供してくれると電話

池袋まで受け取りに行く
昨年から叔母が金継ぎを習い始めている
私がうらやましがっていたので
昼前、教室が終わる前に中を覗いていいと言ってくれた
欠けのある小皿や、陶器を上にあしらった、鐙形をした箱
割れたカップに鉢
漆で継いで、湿気で乾かしている途中のものが並んでいる
物静かな職人先生がひとつひとつ乾き具合を見ている
大事にされている物を見ているのは安らぐ

教室を出て、軽い昼食を取りながらおしゃべり
叔母は着ているものも私より若者向けなほどで
しかもかわいく着こなす
上着も私が自分で選ぶものより、かすかにかわいさがある
かわいすぎないところがいい

厚手の濃紺にごく細いグレーのやわらかいストライプの入った
形と色合いの割には暖かそうな上着
上下一揃え買うよりぜんぜん助かる

夕方、上着を着たまま、あわせるボトムとインナーを見に行く
やはりスカートはだめ
履きなれないものは、見慣れもしない
鏡で見ると高校時代の制服しか思い出せない風体

3軒目でようやく自分らしく合わせられるものを見つける

硬すぎず、インフォーマルでもなく

自分が楽にいられる格好のほうがいいな
叔母からのおさがりを生かせたら、なんだか応援を来て行けそう

・・・特定の目標を目指した買い物ってエネルギー要る

少々疲れ、夕飯の買出しをして帰る

 

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