迷子の夢

2006年1月11日
クリスマスの頃から、暮れ正月は文字通り飛ぶように過ぎていった。
年末の仕事を片付け、散々洗濯と掃除をして、馬に乗りに行き
大晦日に友人を迎え、静かにお蕎麦を一緒に食べて
静かに眠って
ささやかな御節を一緒に食べた

雑用を済ませて、一日馬に乗りに行ったらもう仕事が始まり
金曜まで仕事をし、その夜から同僚二人と車で大阪へ走り
3日間みっちりの研修
今日の日付になった頃に東京に着いた

正月より長く感じた大阪では、一年前まで職場を共にした同僚が働いていて、夜は美味い焼肉屋に連れて行ってもらった
彼は大きな仕事を何件か一人でこなしていて、頼もしくも落ち着いた風情になっていた。
翌日も古株の同僚と再度呼び出し、セレブリティな匂いのする一人オフィスの職場を覗かせて貰ってからヴェネツィア料理屋へ
(初めてだぞ!と思ったら、要はイタリア料理)
魚介とチーズ、鴨肉と合わせたニョッキと溌剌としたルッコラが美味しかった。
5年仕事を共にした3人で、新しい仕事のヴィジョンを夢のように話した。
そんなことが実現できたらいい
この2人なら夢じゃないだろう
わたしは?
わたしも夢を描いていいのかな

その夜ホテルに帰ると、嘘のような夢の話を現実的なものに変えていく道筋を同僚が語る

私はどうも本当には知らなかったようだけれど
夢はこんなふうに本気で描くべきものか

この人と話しているとそういう気にもなってくる

懐かしい元同僚のあったかさに触れて、この1年こんなやさしい気持ちから、つーっと離れていた自分を感じる

やっぱりまだ迷子か

もう少しで、家路が分かるだろうか

 
今年の初夢はまだみていない

 

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