彼岸と此岸

先週終わりには
職場で新しいプログラムを立ち上げた
たいていは一人で担当することが多いのだが
今回は同僚と共に話し合って作った
月2回のセッション
始めてみたら、何とも予想以上に内容、お客さんの反応、ともによかった
一人より二人・・という私にはありがたい体験

金曜、前の職場からの同僚経由で、非常勤のお役所仕事の誘いが来た
コネクションではなく、公募かと思い、「仕事の内容を聞くと自分の専門ではないので難しそう。他の若手で仕事探している人たちがいるので、応募の仕方を教えて欲しい」とメールしてしまった。
実は人選びがデリケートかつ重要な仕事内容で、当該内容の仕事経験が長い人でないと難しく、公募はしていないとのこと。
「hemaに来て欲しい」という意味だったのかと、お詫びとお礼の電話を入れた。
気持ちのよい方で、詳しくお話してくださりながら、また懲りずに声をかけてよいかと聞いてくださる。
それはありがたい。
動くのは、「今ではない」ということは、わかる
が、「動こう」と思ったときに、こんなありがたい話があるかどうかは分からないのだ。
こういう風に見てくれている人がいるなんてなあ
ありがたい
感謝

土曜は、自主的に手をつけている勉強で文献あさり
日曜は朝からゴスペル自主練
午後は合同練習に行き、みっちりしごかれる
前回、ディレクターが相当喝を入れたせいか
1曲目から100人ほどが気合を入れて歌いだす
前回とは全く違うテンション
弛まず、気持ちよい
同時にもどかしい
もっと声をうまく使いたい
夜は親睦会
いくつかのクワイアが集まっての80名近くの飲み会
初めて顔を合わせる人の中にまぎれて座り
巨大人数のゆえに返って気兼ねせず
ゴスペル身内情報が飛び交い、それなりに楽しめた

夜は叔父と叔母と従兄弟が恒例のドライブのみやげ物を届けてくれた
年末年始で殆ど天然水を使い切っていたので、御殿場の水を大きなタンクで汲んできてもらってありがたし
叔母の誕生祝を渡したら存外喜んでくれた
よかった

一日遠慮せず歌にめり込んだので、週明け仕事は遠い彼岸に思え、頭が撒き戻らないままに出勤したが、出て行けばあっという間
今日、新しいセッションの2回目を終えてきたが、これもまずまずの感触

周囲で何人か疲労の色濃いスタッフがいる
身体的にというよりは、抑うつ的だったり、経営者への怒りを滲み出していたり、不満を溢れさせていたりする人たちがいる
見ていて心配になり、声をかけてみる相手もいるが
近寄らないでおく相手もいる
「心配」も私の方の「辞められるのは、ちと痛いなあ」という気持ちからのものなら、がまん。手を出さないでおく
怒っていたり、やけになっている人たちには、お仕事の邪魔をしないでいただこう

わたしも、怠け癖が出てバックレたくなる時に気をつけて、出来ることを出来るうちにやっておこう
ここ1，2週間は、努めて昼休みは取るようにし始めた
お昼に1時間休むって、すごい楽ね

向こう岸と、この岸と
行き来が上手くなりたいもの