今週は4日間の仕事がえらく長く感じ、えらく心身ともにバテた。
ライブのために月に7回になっているゴスペル練習に加えて先週から週1でのヴォイス・トレーニングを加えてしまった。
スケジュール的にはきついけれど、これはわくわく。
担当の先生は30代の女性でJazzの方
昨日はそれに加えて大きな会議、これで何でそんなに疲れたんだろう。ああ、スタッフの悩み相談があった。あれだろうか。
今日は個人教授でレポート提出、目から鱗の貴重な時間。
ここまででぐったり。
しばしボーっとしてから昼過ぎに父と叔父叔母、従兄弟に渡す生チョコトリュフを作る。
洋酒はコアントローとラム、VSOP3種。
まずまずの出来栄えに満足し、箱詰めして、母の誕生祝いに最近銀座に進出したという「しの原」へ。(本店は世田谷上野毛辺りとのこと)
日航ホテルの裏だと安易に理解して向かったら、とても新しいとは言えないビルの4階で・・・店に迎え入れられるまでは「あれ、やっちゃった?」とドキドキ。
しかし店内はよくもこんな狭い中にこれだけ尽くしたものだと思うほど作りこまれ、手をつくされていて「高級な箱庭」。個室の窓の外にはちゃんと「庭」が造られている。圧迫感をあまり感じずに済む造り。雑居ビルの中の「隠れ家」?
先附の鮟肝のかぶら包みや前菜の牡蠣の酢浸し、河豚の煮こごり、つかまれました。一品一品にひと手間かけたタレをあしらった御造り。御椀に蛤汁仕立。これが最後まで熱々で味わえるように小さな火にかけて出してくれて嬉しい心遣いでした。
牛炙り寿司は父にはやや不評だったけれど、私はまあまあ楽しんだ。
石榴のソースをかけた合鴨のステーキ。お肉のふちの焦げ目がカリカリ。焼いた葱の甘みがよく合っていて美味しかった。
箸休めにシャーベットが入ったり、最後が水菓子ではなく小洒落た甘味というところも、楽しませてくれる。
接客も堂に入ったもので、堅苦しくなりすぎず、しかし洒落も持ち合わせた落ち着きのある若い女将でした。
私としては、この2,3年で出会った懐石のなかではまあまあ楽しめた方かなというところ。
どうしても、新装開店した頃の「き乃ゑ」(京都 祇園)の味が私の中では抜きん出ている。
西と東を比べても何だけど。
母には「花田」で選んだ五寸皿。吊るし柿が二つ描かれているのだが、少しモダンな印象の絵付け。
母は見たとたんに二つの柿を「お父さんとあたし」とサパッと言って茶目っ気を見せる。
意外で嬉しかったのは、父が特に蛤汁に「すごく美味い」と珍しい反応を示したこと。この人はなかなかこういうリアクションをしない。美味しいところでも、「そうね」「うん」「いいですね」と頷くニュアンスの違いで気に入り具合が測れるといった反応なので、これは珍しい。
父自身が、この何年かで感情表現に自由さと気楽さが出てきているということもあるのだろう。
母の物忘れの話に突っ込みを入れる様子も昔よりも力が抜けていて、年を増すに連れ二人で過ごすことを自然に楽しんでいる様子。
こういう父母を見られるというのは、私にもしあわせなこと。
ありがたいこと。
いずれにせよこの次また行くとしたら世田谷の本店へ。
お庭の桜がなかなか見ごたえがあるそうだ。
ライブのために月に7回になっているゴスペル練習に加えて先週から週1でのヴォイス・トレーニングを加えてしまった。
スケジュール的にはきついけれど、これはわくわく。
担当の先生は30代の女性でJazzの方
昨日はそれに加えて大きな会議、これで何でそんなに疲れたんだろう。ああ、スタッフの悩み相談があった。あれだろうか。
今日は個人教授でレポート提出、目から鱗の貴重な時間。
ここまででぐったり。
しばしボーっとしてから昼過ぎに父と叔父叔母、従兄弟に渡す生チョコトリュフを作る。
洋酒はコアントローとラム、VSOP3種。
まずまずの出来栄えに満足し、箱詰めして、母の誕生祝いに最近銀座に進出したという「しの原」へ。(本店は世田谷上野毛辺りとのこと)
日航ホテルの裏だと安易に理解して向かったら、とても新しいとは言えないビルの4階で・・・店に迎え入れられるまでは「あれ、やっちゃった?」とドキドキ。
しかし店内はよくもこんな狭い中にこれだけ尽くしたものだと思うほど作りこまれ、手をつくされていて「高級な箱庭」。個室の窓の外にはちゃんと「庭」が造られている。圧迫感をあまり感じずに済む造り。雑居ビルの中の「隠れ家」?
先附の鮟肝のかぶら包みや前菜の牡蠣の酢浸し、河豚の煮こごり、つかまれました。一品一品にひと手間かけたタレをあしらった御造り。御椀に蛤汁仕立。これが最後まで熱々で味わえるように小さな火にかけて出してくれて嬉しい心遣いでした。
牛炙り寿司は父にはやや不評だったけれど、私はまあまあ楽しんだ。
石榴のソースをかけた合鴨のステーキ。お肉のふちの焦げ目がカリカリ。焼いた葱の甘みがよく合っていて美味しかった。
箸休めにシャーベットが入ったり、最後が水菓子ではなく小洒落た甘味というところも、楽しませてくれる。
接客も堂に入ったもので、堅苦しくなりすぎず、しかし洒落も持ち合わせた落ち着きのある若い女将でした。
私としては、この2,3年で出会った懐石のなかではまあまあ楽しめた方かなというところ。
どうしても、新装開店した頃の「き乃ゑ」(京都 祇園)の味が私の中では抜きん出ている。
西と東を比べても何だけど。
母には「花田」で選んだ五寸皿。吊るし柿が二つ描かれているのだが、少しモダンな印象の絵付け。
母は見たとたんに二つの柿を「お父さんとあたし」とサパッと言って茶目っ気を見せる。
意外で嬉しかったのは、父が特に蛤汁に「すごく美味い」と珍しい反応を示したこと。この人はなかなかこういうリアクションをしない。美味しいところでも、「そうね」「うん」「いいですね」と頷くニュアンスの違いで気に入り具合が測れるといった反応なので、これは珍しい。
父自身が、この何年かで感情表現に自由さと気楽さが出てきているということもあるのだろう。
母の物忘れの話に突っ込みを入れる様子も昔よりも力が抜けていて、年を増すに連れ二人で過ごすことを自然に楽しんでいる様子。
こういう父母を見られるというのは、私にもしあわせなこと。
ありがたいこと。
いずれにせよこの次また行くとしたら世田谷の本店へ。
お庭の桜がなかなか見ごたえがあるそうだ。
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