「歌」

2007年5月1日
昨日のゴスペル練習は4時間みっちりで
プロのヴォーカリストたちとクワイア合同で、リードヴォーカルのディレクトに応えながら歌っていくもの
140人からのクワイアが、思った以上にアドリブに応えられるのが驚き
部屋中の大きく美しい振動に涙がこみ上げてくるところを、ディレクターの「Keep Singing!!」という声に、きばる
きばったそのむこうに、何とも言えず端正な手ごたえが残る

今夜は仕事の後に40人で3時間の練習
まだつめの甘かった2曲をみっちり
1回歌うごとに、確実に曲が「歌」になっていく
ひとつひとつのフレーズ、ニュアンス、音程を仕上げていく
1回毎に、歌える自由度があがり、「歌」が豊かになっていく
何かが伝わるものになっていく
練習場の鏡から見える他の人たちの顔がどんどんきれいになっていく

「Hold out! till he come!」「Don’t give up, Don’t give in!」
そういうVampがある
歌い続けることで、それが可能になる
実現する

昨日の反省は、ちゃんとどこぞに通じているのか、稀有に終わり
今日は今日の新しい始まりがあり、仕事は思っていた以上に、「あるべき地点を動かなかった」ものの元に戻ってくるような結果になった

どうも、そんなにあたふたしなくていいらしい
不安なのは誰なのか
ちゃんと見れば分かることだ
私は、自分がどこに居て、何をしているのかを分かっていればいい
私は本当にすべきことをしているか?
その歌が終わったときも、私は自分の信じているものを自分の中に持っていられるか
私が問うべきなのは、私自身についてだ

ここは確かにもう「水の中」ではなく 
私は呼吸をし、ぎこちなくも五躯を操り、地上で歌っている

  

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