雑感

2007年9月7日
金曜日を終えた帰りはからだが文字通り鉛のようで驚く
帰ってやっとこさ食事をし、少し睡眠を取り、目が覚めると
音を消して点けっぱなしにしていたテレビで欧米の男性選手が段違い平行棒をやっている
自分の筋肉で自分の体をブンブン振り回している
「うつくしい」とか「かっこいい」とかという感動より何より、その様子がこわかった(笑)
すごい速さで身体を全力で自在に振り回す様子は、そのうち自分の筋肉で自分の体を叩き壊すんじゃないか?と思えてくる力とスピードに見えた

体操の競技を観たのは何年ぶりだろう
もしかしたら数年か、10年か経っているのかもしれない
昔の選手が、やっとの思いでやっています、という風情だったトカチェフだのなんだのを、ブンブンと軽々とやってのけている

平行棒でも他の選手が、昔は見たことも無い、競技の途中でクルクルと回ってはまた平行棒に上腕で降りる技をすごいスピードでやっている

鞍馬も早い
床も初めて観る技がある。腕立て伏せの足先浮かせた状態で、腕でクルクル回る、なんてこともしている
(浦島太郎すぎる?)

鍛えられた体というよりは、「自分の体」を人間扱いしていたのでは到底できないだろう様に見え、身体を破壊して行っている行為にも見え・・。

少し経ち、ちょっと昔を思い出すようなテンポで、技と技の間に少し間を置いて、「かなり頑張ってやっています」と見えるくらいな風情で平行棒で身体を動かしている日本人選手を観て、ちょっとホッとする。
少し、人間らしく見える人がいたわと思って(笑)

人はどこまで行くんだろう

 
 

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