映画2つ

2008年7月7日
ギンレイホールでやってる「ミリキタニの猫」と「君のためなら千回でも」が今週金曜までだったなと思って今日観てきた
どっちもシビアなところを通る話だけど、人が”希望”をどうやって生み出し築いていくかを観せてくれた

80歳のNY路上画家ツトム・ミリキタニと出会ったリンダが9.11のNYを入り口に、第二次大戦当時の日系人強制収容のことまで、彼の生をたどっていって、彼が怒りを手放せて行くところまで、ミリキタニに寄り添っていく
ミリキタニのような人にあそこまでしてくれる人がいるのを見せてもらえることで、救われる気持ちがあちこちにある、と思う

「君のためなら千回でも」は、子ども同士の友情感動ストーリーはあまり得意ではないので、観るのを迷ったが、居残った甲斐があった
私のような斜めな人間には、上記の邦題よりも原題のままの方がヒットする
アフガニスタンで、イスラム文化の中、人種の違い、身分の違いから、親しい友人を裏切った男の子が、亡命し、アメリカで成人し、父や親しい人たちの死を経て、”希望”を手にしに、たましいの”闘い”にむかっていく
原題が”THE KITE RUNNER”
最後のカイトの場面、うつくしくて泣けた

 

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