小淵沢

2009年11月19日 日常
朝から電車を乗り継いで
甲斐小泉の平山郁夫シルクロード美術館へ
ガンダーラの仏像展を観に行く

思っていたより小さな美術館
静かでよい

少し北方東よりで7世紀ごろに作られているお顔も衣もデフォルメされたブロンズの仏像が
一番「仏さん」らしく思えた

電車を待つ間、2回のライブラリーで思いがけず、横山大観の大きな画集をみつけて見入る
 
大きな景色のどこも、水と空気が満ちていて
どこに描かれる、どんな人物もみな、そこで生まれ、その世界から食を得て、名を持ち、家族と同胞、何がしかの縁を持って、そこで生活を営んでいると感じさせる

足立美術館で見た「曳舟」をそこにも見つけるが、こんなに立派な画集でも、あの本物の、水しぶきと靄の中にぴんと張った綱と人と岩場と空気の緊迫感は出ない

 
 
 
 


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