初ソロ

2010年2月27日 日常
ヴォイストレーニングを受けている先生が、時々Live をするJazz Clubで、
飛び込みで1曲歌わないかと、昨年11月頃誘われ

1月から少しずつ練習してきた歌を、生バンドで歌わせて頂いた
初めて人前で1人で歌う
しかも、耳の肥えたお金を払ってきている人たちの前で

Bass, Piano, AltSax
ASのおじさまは大ベテランで、先生の師匠にあたる人

Jazz Man は 演奏していなかろうがJazz Man
「いま」しかないんだろうな
事前にはお客さんも少し減った3rdでゆっくり歌わせてもらうという話しだったのだが、
着いたとたんに「じゃ、今これから歌おう」

いつになくお客さんの多い日で、まいったなあと思っていたが、
確かに、いつ歌っても自分の歌の何が変わるわけでもない

最初はインスト
愛ある音
脈が胸元から喉を突き上げてくるみたいだったのに、インスト聴いていたらスッと落ち着いた
懐の深い音

前半はバンドの中でさまようようだったけれど、1stコーラスの後半から音の中の自分の位置にようやく乗れてきて、ラストコーラスでは、ほんの1,2ライン、バンドに浮き上がらせてもらうように、その時生まれてくるメロディを歌っていた

ASが入れる相槌がそれに応えてくれた

終わったとたんに「よかったよ」とASのおじさま

歌っていた間のことは部分的にしか覚えていないし、終わった直後は、しばらく身体の力が抜けなかったけれど、2ndを終えてまたASのおじさんが声をかけてくれた

「練習すれば、うまくなるよ。ただし練習するなら上手いバンドでやったほうがいいよ。」と。

どのくらい差し引いて聞けばいいのか分からないけれど、ありがたいことば


発見
アドリブって「作る」ものかと思っていたけど、「生まれる」ものなのかもしれない

ものすごい緊張だったのに、ものすごい楽しい瞬間があった

もっと味わいたい

次はもっと長くあのスリルを味わいたい

 
 
 

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