前の前の職場の2~3つ年上の同僚が、今年で看護大学を卒業し、
就職も決まり、国試も終え、入職準備期間に入って、デートのお誘いメールをくれていた
鎌倉で、美味いパンを石窯で焼いてだしてくれる、浄妙寺さんでランチをしに行く
見晴らしのよい高台で、お寺さんの境内なんだけど、イングリッシュ・ガーデンで、
少し風があるけれど、日向ならそう寒くもなく、テラスの席にした。
猫の「桃太郎」がすぐ目の前のウッドデッキから庭に降りる階段でのうのうと昼寝をしている
右手には大きな椿が二階家屋を超えるくらいの高さにまで赤い花をまぶしている
鎌倉野菜と鎌倉ハムのディッシュと、石窯で焼いた3種類のパン
友人は温かい平目のディッシュ
どちらも塩分控えめでやさしい味
カリフラワーのスープもやさしい味
ゆっくりおしゃべりをしながら食べ終わり、庭をひと回りしに行こうとウッドデッキを降りると
桃太郎がのそりと着いてくる
水仙やヒヤシンス、スミレがカラフルに植えられ、奥の大きな木々の下には、燻されたような紫やくすんだピンクのクリスマスローズ
日時計がある手前に、池と水路があり、水路の中におたまじゃくしを発見
活きがいい
ぴろぴろぴろぴろ泳いで、何箇所かに団子になって集まっていく
おたまじゃくしは、藻を食べるのか
日当たりがよく、藻がよくしげっているあたりに固まって、どこが口なのかよく分からない頭をもぐもぐと懸命に動かしている
たくさん食べて、はやく大きくなって、足をはやして飛んで行けないとね
鳥や魚に食われちゃわないうちに
境内は、梅や寒桜、タンポポやオオイヌフグリ、すずらんに、スミレに、開きすぎたフキノトウ
みんなどんどん外に出てきてる
浄妙寺を出て、お寺の前の川の鯉を眺めて
それからほぼお向かいさんの報国寺へ
見事な竹
石仏
岩窟と祠
岩壁から少し冷たい風が吹き降ろしてる
祠の奥にある岩窟は、お坊さまたちがとっても修行したくなったんじゃないかと思うような空間だった
鎌倉のお寺さんは、どこか内に向かう、闇に近い雰囲気がある
また少し歩いて杉本寺へ
8世紀に行基と光明皇后によって建てられた鎌倉で一番古いお寺さんだそうで
境内へまっすぐ上る急な石段は、2列にわだちを作るように半分近くまで1300年近くかけて参拝者の足で削れられていて、それを美しい苔が覆っていた
その見事な時間を背負った階段は、今はもう上ることは許されておらず
左手にきれいに整備された階段で迂回して上がっていく
境内の左手をもう少し上ると、お寺さんの裏の方の山肌から下の川と町を見下ろせる
本堂では、十一面観音さんと、運慶作の地蔵さんと、三十三化身仏などを拝むことができる
本堂の一番奥にあるご本尊さんたちは、短い廊下の向こうの格子の扉の向こうで、ふっくらとしたお顔と意外に細身の身体の輪郭をおぼろげに見られるくらいの距離でありがたくももどかしく拝見
あまり手をかけられ過ぎておらず、静かで、よいお寺さんでした
八幡宮の参道で少し最近の鎌倉彫を見てその工夫に感心して
小町通りに入り、豆菓子屋さんを適当にひやかして
駅に近い、珈琲の美味しい喫茶店でまたゆっくりお茶をしてから、今度は石川町へ
やはり前の前の職場で短い期間だけれど、非常勤で来てくれていた2人と合流して4人で豪華な中華料理で、友の卒業&就職祝いをする
「もうこれ以上入りません」と苦しくなるほど、贅沢な物を食べたのも久しぶり
そういう豪勢なことを、私たちよりはしなれていそうな、後から会ったお二人とは、数年ぶり
でお会いして、殆ど改めて初対面な気分で会ったが、彼女たちの大雑把さと、分かりやすい社会性とが、返って自分とのほどよい距離を明確にしていて意外におもしろかった。
何年かぶりで通った中華街は、えらい近代化していて、怪しげな夜のイルミネーションも時代が変わっていることが分かりやすいぺかぺかした明るさになっていた。
就職も決まり、国試も終え、入職準備期間に入って、デートのお誘いメールをくれていた
鎌倉で、美味いパンを石窯で焼いてだしてくれる、浄妙寺さんでランチをしに行く
見晴らしのよい高台で、お寺さんの境内なんだけど、イングリッシュ・ガーデンで、
少し風があるけれど、日向ならそう寒くもなく、テラスの席にした。
猫の「桃太郎」がすぐ目の前のウッドデッキから庭に降りる階段でのうのうと昼寝をしている
右手には大きな椿が二階家屋を超えるくらいの高さにまで赤い花をまぶしている
鎌倉野菜と鎌倉ハムのディッシュと、石窯で焼いた3種類のパン
友人は温かい平目のディッシュ
どちらも塩分控えめでやさしい味
カリフラワーのスープもやさしい味
ゆっくりおしゃべりをしながら食べ終わり、庭をひと回りしに行こうとウッドデッキを降りると
桃太郎がのそりと着いてくる
水仙やヒヤシンス、スミレがカラフルに植えられ、奥の大きな木々の下には、燻されたような紫やくすんだピンクのクリスマスローズ
日時計がある手前に、池と水路があり、水路の中におたまじゃくしを発見
活きがいい
ぴろぴろぴろぴろ泳いで、何箇所かに団子になって集まっていく
おたまじゃくしは、藻を食べるのか
日当たりがよく、藻がよくしげっているあたりに固まって、どこが口なのかよく分からない頭をもぐもぐと懸命に動かしている
たくさん食べて、はやく大きくなって、足をはやして飛んで行けないとね
鳥や魚に食われちゃわないうちに
境内は、梅や寒桜、タンポポやオオイヌフグリ、すずらんに、スミレに、開きすぎたフキノトウ
みんなどんどん外に出てきてる
浄妙寺を出て、お寺の前の川の鯉を眺めて
それからほぼお向かいさんの報国寺へ
見事な竹
石仏
岩窟と祠
岩壁から少し冷たい風が吹き降ろしてる
祠の奥にある岩窟は、お坊さまたちがとっても修行したくなったんじゃないかと思うような空間だった
鎌倉のお寺さんは、どこか内に向かう、闇に近い雰囲気がある
また少し歩いて杉本寺へ
8世紀に行基と光明皇后によって建てられた鎌倉で一番古いお寺さんだそうで
境内へまっすぐ上る急な石段は、2列にわだちを作るように半分近くまで1300年近くかけて参拝者の足で削れられていて、それを美しい苔が覆っていた
その見事な時間を背負った階段は、今はもう上ることは許されておらず
左手にきれいに整備された階段で迂回して上がっていく
境内の左手をもう少し上ると、お寺さんの裏の方の山肌から下の川と町を見下ろせる
本堂では、十一面観音さんと、運慶作の地蔵さんと、三十三化身仏などを拝むことができる
本堂の一番奥にあるご本尊さんたちは、短い廊下の向こうの格子の扉の向こうで、ふっくらとしたお顔と意外に細身の身体の輪郭をおぼろげに見られるくらいの距離でありがたくももどかしく拝見
あまり手をかけられ過ぎておらず、静かで、よいお寺さんでした
八幡宮の参道で少し最近の鎌倉彫を見てその工夫に感心して
小町通りに入り、豆菓子屋さんを適当にひやかして
駅に近い、珈琲の美味しい喫茶店でまたゆっくりお茶をしてから、今度は石川町へ
やはり前の前の職場で短い期間だけれど、非常勤で来てくれていた2人と合流して4人で豪華な中華料理で、友の卒業&就職祝いをする
「もうこれ以上入りません」と苦しくなるほど、贅沢な物を食べたのも久しぶり
そういう豪勢なことを、私たちよりはしなれていそうな、後から会ったお二人とは、数年ぶり
でお会いして、殆ど改めて初対面な気分で会ったが、彼女たちの大雑把さと、分かりやすい社会性とが、返って自分とのほどよい距離を明確にしていて意外におもしろかった。
何年かぶりで通った中華街は、えらい近代化していて、怪しげな夜のイルミネーションも時代が変わっていることが分かりやすいぺかぺかした明るさになっていた。
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